Micromanipulation: Mk1 Manipulator(三次元マイクロマニピュレータ)
何をする装置ですか?
シンガーMK1マイクロマニピュレータは、コンパクトで高度にバランスを保った装置で繊細で、安定したハンドリング、針やツールの精密な操作が楽に行えます。MK1は、片側或いは左右両側で通常実体顕微鏡と一緒に使われ観察倍率 1倍~200倍での実体観察下での微細な操作に大きな威力を発揮します。
どのように動作するの?
使い易いペンシルグリップにより取り付けたツールを鉛筆を持つ感覚で直感的に操作できます。独創的なパントグラフ方式は、完璧にカウンターバランスがとれ正確に直線、と角度を手の動きの1/4の縮小率で針先(取付ツール)で伝えます。それぞれの動きは正確且つスムースで、バックラッシュや無駄な動きもなく再現性が高いです。ベアリングはスプリングで保持されているのでその摩耗は自動的に補正され、修理は実質的に不要で長期間使用を可能にしております。
"MK1 は独創的なデザインによりフリーハンドの感覚と精密なマニピュレーションの融合を果たしている"
Stefan Thor,
Faculty of Health Sciences,
Linköping University.
仕様
動作縮小率: 4:1
上下方向の動き: 235mm
パントグラフのオーバーハング最大量: 130mm
パントグラフヘッド回転角度: 360度
ツール軸回転角度: 90度
ツール先端部の動き: 20mm 水平方向/ 20mm 高さ方向/ 50mm 横方向
ツールホルダキャパシティ(横断面 0) : 最小 0mm/ 最大 8mm 至適ツール長(オーバーハング) : 70mm Tool Length (overhang): 70mm
最大ツール重量: 40-50g
バックラッシュ/ ロストモーション: 殆ど無し
平面サイズ(名目上): L:20cm x W: 20cm
高さ: 35cm
重量: 3.2kg