テラスキャンVPC2

顕微蛍光フォトメトリによる
高感度微量細胞傷害性試験

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テラスキャンVPC2
■倍率50倍
tera vpc2 sum 左:培養0時間
右:培養4時間後

■倍率100倍4
tera vpc2 sum 2 2 左:培養時間
右:培養4時間後

細胞傷害性試験(NK細胞活性、LAK細胞活性、CTL、ADCC等)
一般的に放射性同位元素(51Cr)を使って行われきた試験を、蛍光染色法で実施する為の装置です。51Crの代わりに蛍光色素(Calcein AM)で標的細胞を標識し、エフェクター細胞との反応後、残存する標的細胞の蛍光強度を細胞傷害性の指標としており、51Crレリース法と高い相関を示します。(下図)

特長 細胞傷害性(Cytotoxicity)の動画記録が出来ます。-


デジタルカメラシステムの組み込みにより、標的細胞が傷害される様子を経時的に観察記録できるようになりました。タイムラプス(オプション)により、特定のウェルでの細胞傷害の様子を、動画・映像化します。
  • 高解像力落射蛍光顕微鏡光度計を用いて、微量の試料でも高感度に細胞傷害性を測定
  • RIを使わないため多くの利点を有しています。
    • 特別な施設及び半減期、保管,使用量、環境 など面倒な配慮が不要
    • 高感度で必要とする細胞数は 1/5~1/10 と少なくてすむ
    • 反応後の測定時間が短い
    • ランニングコストを著しく節減
    • 時間によるKinetic測定が可能
    • 傷害度を顕微鏡下で目視、確認、画像・動画記録できる

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データご提供:埼玉医科大学 微生物学教室 赤塚俊隆 元教授

用途

LAK/NK活性、CTL,ADCC,細胞性免疫・液性免疫における細胞傷害性試験